「虚実亭日乗2」とは

タイトルは苦手なのだけど考えた末にこれにしました。

虚実とは僕やあなたの現実。なぜあえて「虚」を足すのかといえば、映像も情報も誰かのフィルターが必ず入るということでは主観(虚)であるとの認識なので。2をつけた理由は、同じタイトルの著作を前に発表したことがあるからです。

真実は人の数だけある。虚と実は二項対立ではなくグラデーションなのだ。これはリテラシーの基本。そんな視点からのメディア批評に重点を置きながら、日々の思いを月に一回のペースで綴ります。

同時にtheLetterでは、2015年に小学館から刊行された「人間臨終考」を月に一章ずつ配信します。なぜ10年前の本を今ごろ配信するのか。理由は単純。むちゃくちゃ面白く書けた(と自分では思っている)のに、あまり多くの人に読んでもらえなかったから。

この「人間臨終考2026」とメディア批評をベースにした日々の思いの二本立てで、「虚実亭日乗2」は進行します。僕にとっても実験的な試みなので、読んでくれた方々の感想や反応は楽しみです。

森達也

作家・映画監督

1980年代前半からテレビ・ディレクターとして、主に報道とドキュメンタリーのジャンルで活動する。1998年にドキュメンタリー映画『A』を公開。ベルリンなど世界各国の国際映画祭に招待され、高い評価を得る。2001年、続編『A2』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。同時期に執筆も始める。

主な著作

映画撮影の舞台裏を描いた『A』『クォン・デ』(角川文庫)、『A2』(現代書館)、『放送禁止歌』(光文社知恵の森文庫)、 『下山事件』『東京番外地』(新潮社)、『王さまは裸だと言った子供はその後どうなったか』(集英社新書)、『ぼくの歌・みんなの歌』(講談社)、 『死刑』(朝日出版社)、『オカルト』(角川書店)、『虚実亭日乗』(紀伊国屋書店)、 『自分の子どもが殺されてから言えと叫ぶ人に訊きたい』(ダイヤモンド社)、『クラウド 増殖する悪意』(dZERO)、 『アは愛国のア』(潮出版)、『たった一つの真実なんてない』(ちくまプリマー新書)、『チャンキ』(新潮社)、 『人間臨終孝』(小学館)など。また共著も姜尚中や池上彰との対談『戦争の世紀を超えて』(集英社)、『これだけは知っておきたいマスコミの大問題』(現代書館)など多数。2011年に『A3』(集英社)が講談社ノンフィクション賞を受賞。2012年にはドキュメンタリー映画『311』を発表。2016年には新作映画『Fake』を発表。  

1980年代前半からテレビ・ディレクターとして、主に報道とドキュメンタリーのジャンルで活動する。1998年にドキュメンタリー映画『A』を公開。ベルリンなど世界各国の国際映画祭に招待され、高い評価を得る。2001年、続編『A2』が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞する。同時期に執筆も始める。

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